バカラに対してパーレー法は利用できるものの、利用がしにくいといわれています。
しかし、この攻略法を少しでも利用しやすくする方法があるのかという点に注目して解説していきます。
この記事を読むことで、なぜパーレー法がバカラと相性が悪いのか、うまく運用するにはどうすれば良いのかがわかるはずです。
パーレー法はバカラと相性が悪いといわれている理由は3つあります。
それは、ハウスエッジ(コミッション)の存在、勝率の問題、進行の悪さです。
ハウスエッジ(コミッション)は、配当金からお金のいくらかを徴収する手数料のような存在です。
この存在によって、純粋に2倍配当の利益が得られるということはありません。
勝ったとしてもオンラインカジノによって比率は異なるものの、5%程度の手数料がハウスエッジという形で取られます。
また、ベット先が異なる場合も比率が異なります。
プレイヤーにベットして勝てば2倍、バンカーにベットして勝てば1.95倍というように若干違うのです。
パーレー法は、基本的にベットする倍率は、マーチンゲール法ほどではありませんが、重要です。
このような0.05倍の差であっても、あまりいいものではありません。
まして、手数料が入るのであればなおさらです。
勝率の問題もあります。
バカラは、プレイヤーとバンカーのいずれかにベットして勝負するのが特徴です。
しかし、ともに50%の勝率ではなく、カードを配る関係上、バンカーの方が若干勝率が高い仕組みです。
そのため、パーレー法を使って適当にどちらかに選ぶと、勝てるという運任せな要素が少なくなります。
気軽さがやや損なわれる点でパーレー法との相性も悪いといえるでしょう。
進行もスムーズさが欠けます。
ルーレットのように、回して結果が出て、勝敗がわかるという流れではなく、ある程度の駆け引きが生じる場合があります。
また、配当などのルールもオンラインカジノやテーブルによって異なるので、こういった点も連続でどんどん行うには適さない点です。
また、スクイーズなどを行って、確率を少しでも上げることができますが、これを何度も行うと、それなりに時間が消費されていきます。
基本的にゲーム自体を楽しむという意味では、カジノの王様という異名通り、とてもスリリングで面白いのがバカラです。
しかし、パーレー法を運用する場合は、必ずしもそうではありません。
それでもパーレー法をバカラでうまく運用するには、バンカー側にベットする、攻略法を組み合わせるといった方法が有効です。
バンカー側に賭けるのは、配当金よりも勝率を重視してのことです。
バンカー側の方が勝ちやすいので、勝つことによって配当金が増えるパーレー法には、相性がよくなります。
確かにプレイヤー側に賭けたほうが配当金額が2倍に近くなるので、パーレー法の基本である2倍配当のゲームで遊ぶことができます。
しかし、勝率で見ると50%から低い比率での勝率になるので、そこまで相性がいいとは言えません。
そう言った意味で、勝率を重視する視点からバンカー側へのベットは、パーレー法を利用しやすいといえるでしょう。
攻略法を組み合わせるといったことも有効です。
特に気軽にできるのは罫線と呼ばれる攻略法で、これは勝敗を表にしていき、その流れを見極めてベットするものになります。
これは、バカラに標準で搭載されている方法で、画像の右下にあるような赤丸や青丸が書かれた表を言います。
この表を見ることでプレイヤー側に流れがあるのか、バンカー側に流れがあるのかの判断材料にすることも可能です。
見方には、ある程度慣れが必要ですが、無料版のオンラインカジノなどで練習するのも有効といえるでしょう。
こうすることで、パーレー法をよりうまく運用できるようになります。
パーレー法はバカラで運用する以前に、基本となるポイントを押さえることでうまく運用できるようになります。
それは、引き際を決めることです。
パーレー法は、負けるまで攻略法を継続することができます。
そのため、ついつい欲に負けて、無謀な挑戦に走ることも少なくありません。
こういったことを行っていると、徐々に手元資金が失われて損失が膨れ上がっていきます。
こういった状況になる前に、目標を決めることが重要です。
どのくらい連勝したらパーレー法を中止し、パーレー法を使ってバカラでどのくらい稼ぐのかといったことを決めておきましょう。
そうすることで、ある程度の状況になったら、利益確定ができて少しずつ儲けが膨らんでいきます。
これは、バカラ以外にも有効な方法ですが、バカラでパーレー法を運用する場合、最初に行いたい方法でもあります。
もし、バカラでパーレー法を使った攻略をしたい場合、最低限このポイントを押さえてプレイするようにしましょう。
あと少し儲けたいという気持ちがバカラでの大きな敗北につながるため、このような厳密な線引きが重要です。
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